
スローセラピーをはじめました
最近、当院では患者さんをゆっくり診療する目的で「スローセラピー」を始めました。内容としては、一人の患者さんに対し、「ゆっくり話を聞く」「納得のいくまで病状や治療法について説明する」という当たり前の事をやっていこうという事です。忙しさのせいにして今まで何故この様な診療方法を取ってこなかったのかと反省しています。始めてみると意外な利点があることにも気づきました。つまり診察室でゆっくり話が出来るので、本当の悩みや病状をくわしく訴えてくれることが解りました。おそまきながら 医療の原点に戻り末長くこのスローセラピーを続けていこうと思っています。
私の隠し芸
12月2日、斉藤外科医院の35周年記念パーティを某ホテルで行ないました。職員の余興では、SMAPの「世界にひとつだけの花」を私とHさんとMさんで歌うことにしましたが、歌だけでは場が持たないと判断し、世界にひとつだけの花ということで、一輪のガーベラを看護師さんが皆さんに配りました。
私も何かびっくりすることを!と思い、中学、高校と真剣に取り組んでいたクラリネットを間奏で吹く事にしました。しかし、いざ楽器を出して、吹いてみると昔のようには 吹けません。それもそのはず、もう17年近くも真面目に吹いていません。
やっぱり諦めようかな…と思った時に、友人のお父さんに、「隠し芸をすることはとても素晴らしいことだから、頑張って吹いてほしいな〜」と言われました。今度は、中学時代に高い 楽器を無理して買ってくれた両親に「35周年でクラリネット吹こうと思うんだけれど〜」と告白すると嬉しそうな顔をして、「やりなさい!下手になったなんてみんなわからないんだから」とプラス思考なコメント。即、茶の間で練習させられました。「ドラえもん吹いてみて」などと、昔のかわいいレパートリーなどを吹き、なんだかおだてられて私も調子に乗ってきました。
こうして本番は、以前のようには吹けませんでしたが、隠し芸という意味では、大成功だったと思います。友人と友人のお父さんと両親の後押しが、私のチャレンジ精神に火をつけてくれました。社会人になってから、女だてらにアイスホッケーをしてきた私が、また女らしいクラリネットを吹いたことで、両親はとても大喜び。いい親孝行が出来ました。これからは、もっと吹く機会を増やそうと思います。
まぎらわしい表示
介護認定が変り、介護ベッド購入の為、インターネットで調べた大きなベッド工場(展示中)に車で2時間かけ出かけました。その場所には一台も陳列がなく、その系列店を紹介されました。介護用ベッドが数台あり、本人も気に入り、いざ購入しようとしたら、表示よりも一ケタ違う価格を云われびっくりし、よくよく見ると他の品物の値段だけが大きく、品名は極小さく表示し置いてあり、他のベッド上にも又同じ様に表示〜。つい「ベッドの値段はどこについているのですか?」と聞いてしまいま した。余りにもまぎらわしい表示の仕方に悪いイメージにつながらなければと帰って来、我が町で利用しているお店から購入しました。
食べるためには…(10月から続く食欲の秋)
さあ11月。食欲の秋。天高く私肥ゆる秋…?最後の行事になって いる厚岸の牡蠣を食べる道東の旅がある。今年も例年同様行く予定だ。しかーし、運悪く台風並みの大低気圧が、我が北海道を目指して向っている所だった。低気圧はスピードが遅い分勢力を失うことなく周りに大きな被害を出しながらこちらへ向っている。
出発予定の夜、帰宅した私は、テレビの天気予報を見てガックリ、お天気お姉さんは「土日にかけ道東地方は200ミリから300ミリの強い雨と台 風以上の激しい風が吹くので、あまり家から出ないように」と私の方を見ながら言った。さすがの私も今回ばかりは無理かな…と思っていたところへ、カミさんが帰ってきた。
私 | 「今夜から道内大荒れらしいよ。残念だけど中止にしようか。」 |
カミさん | 「量がちょっと多い雨と風でしょ。それにむこうは(低気圧)まだ東北の海上にいるし、時速20キロ位なんだから高速道路で バーっと走っていけば、追いつかれる前に行けるんじゃないの?」 |
カミさんのその言葉に妙に納得してしまったワタシ。さっそく準備をし て、室蘭を出たのは11時。そして目的地、厚岸に着いたのは翌日の昼近く。風速20メートル、30メートルとも云われる位の風と雨のせいで殆どの店は閉まっていた。ただイベント会場の屋台が数店開いていたので、そのうちの一軒に入り、風と雨の中でカミさん と牡蠣30個、牡蠣ご飯、アサリ汁を食べ厚岸を後にしたが、そこにいた時間は僅かに40分。本当に楽しい?
今年最後のツーリングでした。(今思えば、よく行ったよねえ〜。食い 意地がはってるってコワいねえ。帰り道は冠水して回り道と遠回りしてようやく帰ってきま した。今回の旅は、腹8分目でやめてきたし、車中もあまり食べなかったし、いつもより 健康的だったかなア。)
ここだけの話
私は、10数年前、左胸(バスト)に腫瘍を発見、すぐ病院受診し検査の結果2個も見つかりました。 幸いにも良性でしたが、腫瘍が大きかった為に摘出手 術を行いました。それから毎年定期検診を受けています。病院に行くのは別にイ ヤではないのですが(ちょっと面倒)唯一嫌いな検査があります。マンモグラフィーという検査です。女性の方なら知っていると思いますが…。
私の胸は豊かではないどちらかといえば貧相な方なので、毎年ツライ思いをしています(具体的には書けません。恥ずかしいから)。おまけにレントゲン室に貼ってあるポスター(写真の撮り方の説明)の 女性は外人でとても胸も豊かなのです。なんだか毎年惨めな思いで帰ってきます。今年ももうすぐ検査の日が近づいていてユウウツです
満喫
9月に入り、ひと雨ごとに涼しさを感じ、これから木々が色づき食欲も増してくる時季。先日、我が家で少しですが野菜を取っていると、黒いものが横切って行き、ネコかな〜と思いきや、なんとカラスが隣の真っ赤に色づいたミニトマトをくわえ、一羽、二羽、三羽と低飛行で続々と飛んで行くのを見て、もうビックリ。2〜3分後には、電線に止まり、今度は、我が家のトマトを狙っていて、私がじっと見ていると、なにも取らず諦めて飛んでいったのでホッとしました。しかし数日後。40〜50センチの高さに真っ赤に食べ頃のトマトが半分きれいに食べられていて腹が立って、もう取られる前に取ってやると赤いトマトを全部取り終え、数分後カラスがやってきて、トマトをまた狙っていたのです。おもわず取られてたまるか、鳥鍋にして食っちゃうぞ…とカラスに叫んでいる私でした。
グッバイ夏
今年の夏もそろそろ終わりに近づいていますね。皆さんは、夏の思い出、沢山できましたか?今年は去年と比べて少し暑かったような気がします。 受付に来る患者さんも暑くて、へとへとになってようやくたどりついた〜という感じで受付に来る患者さんが多かったような気がします。そんな暑さともおさらばしたいような、でも、もう少し夏を楽しみたかったかなとも思います。
病院は、風の通りが良くて涼しいので、「涼しいからここに泊まって行きたいわ〜」という患者さんもいらっしゃいました(それも、林間学校みたいで楽しいかも)。事務においてあるドラえもん扇風機も、毎日私たちにここちいい風を与えてくれました。ドラえもんともそろそろさよならです。ドラえもん、お疲れ様でした!と思いながら事務の中で夏を感じたある日でした。
先生の五千円
先生の腕時計の電池が切れたので、電池を取替えに中央町のS時計店へと向かった。時間は9時40分。少し早いかな?と思いつつも私は、先生の大事な腕時計と先生から預かった千円札五枚の五千円を持って走った。S時計店に着くとシャッターが閉まっていた…。そしてO時計店も暗く…あわててY時計店へと走ったが、遠くから見てもシャッターが閉まっているのがわかった。
「やっぱりゴーストタウンだ…」と私は十時過ぎてからまた出直すことにしたが、ただで戻るのはもったいないので、H紙店で、先生の万年筆のインクを買って帰り、そして病院の更衣室で異変に気がついた。手には先生の腕時計とインクを持っているが、ズボンのお尻のポケットにいれていたハズの五千円が無い!!!「やってしまった〜!落としたんだ〜!」と慌てて私はまた走った。記憶をたどると、H紙店でインクを買う時、しゃがんだ気がする。まずはH紙店の店員さんに恐る恐る恥ずかしながらも、五千円が落ちていなかったか聞いてみたがなかった。そして、自分が一番ダッシュしたところを考えてみた。
そういえば、Y時計店からH紙店に行く事に決めた瞬間、道路を渡って速攻ダッシュした。その現場に走っていくと…五千円があった〜!!良かった〜!!人通りが少ないので、まだ誰にも気づかれていなかったのだ。椎名誠さんにもこんなゴーストタウンにも長所があることを教えてあげたい。五千円を落としても盗まれないところ!が、長所だと思う。そんなことより、ドジな私が一番悪い!H紙店に五千円を持って、「ありました〜!!」と報告すると三人の店員さん達も「良かったね〜。」と喜んでくれ、一瞬、ゴーストタウンが賑わったようにみえた。そして、私は急いでまたダッシュし、何事もなかったかのように、先生に腕時計とおつりを手渡したのであった。
ついその気になって?
斉藤外科では、消毒などで焼けたり、黄ばんだりする布を年初めに交換します。他に枕カバーや注射用の腕台カバーなどの白い布(さらし)カバーは手作りです。でも真っ白では少し淋しいので、刺繍を入れています。動物キャラクター、花柄など、患者さんに「かわいいね。」と言われる言葉が嬉しくて、ついその気になって、ぞうきんにも刺繍をしたりして、掃除の時は少し楽しいかも?ぞうきんをきれいに使おうという気になりますよ。カバーは夏バージョン、冬バージョンがあり、年に2回交換しています。今度はどんな刺繍にするか、作るのも楽しんでいます。
哲学と僕、その3、新しい出発
哲学シリーズもこれで3回目、ひとまず結論を出しましょう。前回に引き続き「自分とはいったい誰なのか」という質問にはまっています。普通は自分というものを名前とか肉体とかと同一視して、自分とは誰それと思っていますが、そう思っているところの自分とは何か。その自分とは誰だということです。でもこれは絶対判らない。何だか判らないけれども、判らないそれが自分なんですね。これは考えると面白いですよ。この頭の切り替えから僕は新しい出発をしようと思っています。
目指せ!!標準体重!
私達の職場の健康診断は、1年に1回2月に行われる。2月が近づくと少し食事を調整して、体重を減らそうと無駄な努力を始める。自慢じゃないが、入社以来、検診結果で1度たりとも変わらなかったコメントがある(診察結果の欄には、AからDまでのアルファベット順で健康状態を表し、そこには短い注意事項が入る)。
私の場合、必ず決まって入っている言葉、1度も取れない言葉、見なれている、聞きなれている言葉がある。そして、その言葉とは「肥満ぎみ!!太り過ぎ!!」の言葉。これでもか!と云うくらいに大きく印刷されてくる。太っていない人には、何でもない言葉だが、私のようなタイプの人には、ボクシングの時のジャブのごとく、少しずつ確実に利いてくる「肥満」の2文字。毎年、2月が近づくたびに、標準体重と云うモノを目指して叫び!検診が過ぎると元に戻る。よお〜し、来年こそは、20年の「肥満」歴史の中で、奇跡をおこすぞ!じゃ、そういう事で、今日は腹いっぱい食べておこう。(ちなみに現体重は、標準体重を10キロ以上軽くオーバーしている…。)
ミュージックスタート!
毎日の通勤。それはいつも時間との戦いだ。私の自宅は病院から車で、だいたい5〜10分かかります。なので、朝は意外とのんびり通勤ができるはずなのです(笑)。朝、時間差で5回のアラームで目覚め、行動開始!いろいろ、ジタバタ用意をして車に駆け込みます。そして、車に乗ってるその時間が唯一リラックスできるのです。運転をしながら音楽を聴くことが大好きな私は、そのときの気分によっていろんな曲をチョイスして、熱唱するのが好きです。仕事前は、いつも自分に気合いを入れて1曲聴いてきます。音楽は心のサプリメントだと思っているので必需品です。
でも、あまりに音楽に吸い込まれて事故に遭わないように今日もまた気をつけたいと思います。皆さんも事故には気をつけてくださいネ!
一人一人に合った介護保険を!
介護認定の改正により、認定が難しくなり要介護になったので、今まで通り介護用ベッドが借りられないと、お借りするにしても介護保険では借りることができず、高い金額がかかると。この拳については、以前に新聞などで知ってはいましたが、関係機関にケアマネージャーが相談にいくと決まり事ですのでの一言だったと。脳障害でマヒした体にはベッドから起き上がるには、傾斜。装具を着用するには高さもなければ、よほど腹筋を付けてもこうなると市販されているベッドでは…となります。
どうにかこの様な方々の為にも、その人ひとりひとりに合う必要な介護保険が受けられればいいなあと思います。
朝のぽっぽらんチェック
私は白鳥大橋を渡って通勤をしています。天気の良い日は、大黒島や船の景色を横目で眺めながら運転し、みたらの風力発電のまわり具合を勝手にチェックしています。それから白鳥大橋を過ぎ、しばらくまっすぐを「ぼけ〜っ!」と運転し、海岸町に曲がり、必ずもうひとつチェックすることがあります。それは、八幡宮の左手の下の方を一瞬だけ…チェックするのです。そこには、旧室蘭駅舎と旧室蘭駅舎公園のぽっぽらんが見えます。運転中なので、1秒も見ることは出来ませんが、これが私の「ぽっぽらんチェック」です。
昨年、旧室蘭駅舎公園の名称公募で、私の応募した「ぽっぽらん」が採用されたという理由で、いつも気になりチェックしています。まるで、ぽっぽらんを自分の土地のような大地主の気分でもいます。そんな朝の1秒チェックの中で、ぽっぽらんのベンチに、お年寄り夫婦が仲良く、座っている姿をみると、嬉しくなってしまいます。
ちかぢか「ぽっぽらん」でイベントがあり、ミニSLが走るようです。まさしく「ミニポッポ!RUN!」。最後は、だじゃれでしめてみました。ガンバレ!ぽっぽらん!
5月某日
5月に入って室蘭の永かった冬がやっと終わった感じがします。今年は4月にも雪が降り寒さが続きました。気温も平年並になり、春らしくなってきて、でもGWには桜も咲かず花見もできませんでした(ビールとジンギスカンが最高なのに)。
ダラダラと過ごしていたら、連休も終わって、毎年の事のように休み明けは身体がキツイ。遊んでただけなのに.....疲れる。気を引き締めて、お仕事頑張りましょ...
P.S 今朝やっと桜の花が咲いているのを見つけました。今週末はビールが旨い!
鳴り砂
桜の季節ですね。でも室蘭(北海道)はまだ1ヶ月程先です。私の家の近所に(桜はありませんが)鳴り砂で知られるイタンキ浜があり、春が近づいてくると、アマチュアランナーやユニホーム姿の高校生らが浜辺を走っています。これからは特に犬をつれた親子づれも多くなります。私も健康のためと思い、2匹の犬をづれ、時々散歩しています。ここの砂浜も年々汚れていくようで、あまりきれいな音はしませんが、健康のため海を見ながら、鳴り砂を楽しんで見て下さい。
見ため若いが、身体は正直…
私、今年の年男。見た目は、若く見えるが40代後半。人生元気で80年とすれば、とっくに折り返している処。自分では、未だ若いつもり(あくまでもつもりです)ですが、年明けそうそう事件が起きた。それは元旦の朝早く、石油ストーブ横でゴロ寝をしていた時のこと。左太ももの外側がヒリヒリして目が覚めた。始めは、10センチ位の長さで赤くなっていただけだったので、気にも止めなかったが、昼近くになったら、ズキズキ痛んだ。ズボンを下げて脚を見てビックリ。大きな水ぶくれ。しかも周りが赤黒い。何とか自分で治そうと薬をつけるが、一向に良くならない。更に潰瘍になって、まるで床ずれの様になってしまった。1ヶ月後、なかなか治らないので、院長に診て頂いた。火傷3度だった。10代、20代の時、ケガをしても薬なんかさほどつけなくても治っていたのが、ウソのよう。年令が高くなるって…。日頃の心がけも大切なんだと改めて考える事だった(今回はいつになくまじめだ)。
さあ〜て、精神年令は、まだまだ20代?がんばっていくぞォ〜!!(おっと、肉代年令は、70代!!)それから運動もしなくちゃ…。ちゃんと3食食べて…。えっ、えーと。
できる女性になる前に…
私は常にできる女性を目指しています。でもなりたい反面、一体どんな人なのか疑問に思った。去年はKさんのご協力の上、初めてパソコンでの 年賀状作成に成功しました!!!けれど、ふと自分自身を振り返るとその前にかしこくならなければだめなのかもしれない…と思った。
今年もまだ始まったばかりなので、楽しく色んな困難を乗り越えて、年末まぶしい位に輝いていたらいいな〜。なんて思いました。周りに助けられて、毎日感謝の日々です。
雪かき乙女部隊の新兵器

全国的に雪害で亡くなった大勢の人達のニュースが、報道されていました。室蘭地方も今季は例年を上回る大雪で通勤時は、町のいたる所で、渋滞、遅い除雪に市民もいらいら〜。私達も仕事前に除雪し、病院前も高い雪の壁が出来、また歩道は氷でツルツル。新兵器(アイスピッケル)を購入してからは、おもしろい様に氷が割れ、気分もスッキリ。皆で楽しみながら、除雪作業をしております。
これからも患者さんが安心して歩けるよう、職員一同頑張ります。
年始
年が明けて、もう一月も終わります。皆さんはお正月はどう過ごされましたか?年々、お正月らしくなく感じる私でありますが、恒例にて寝正月は変わらず、私の新年は元旦から、テレビの駅伝でスタートです。実業団、箱根と私の唯一のお正月の楽しみ、走るのはニガ手ですが、観るのは大好きです。クッションを枕にして、適度に運動しながら、好きなチーム、学校を応援しています。一度でいいから箱根に行って、ライブで応援するのが私の夢ですが、寒いのが大嫌いなので、なかなか実現させる事が難しい状況で本当に夢で終わってしまいそうです…。
あなたの願いを叶えましょう!
事務のMちゃんは、いつも出来る女性になりたいと願っている。そんな願いを叶えようと余計なお世話だが、Mちゃんに言ってみた。
K「出来る女性になる為に、お昼休みをちょっと使いませんか?」
〜なんのことかさっぱりわからないMちゃん。〜
M「何をするんですか〜?」ちょっとびびり気味。
K「まだ11月だから、コツコツしていけば大丈夫!
でも、難しいことをしてもつまらないから、実用的なものをするよ。」
M「もしかして、年賀状ですか?」
K「当たり!年賀状だったら、楽しく出来るでしょ!」
M「私に…出来るでしょうかね〜?」
K「簡単だから、出来るよ!」
こうして、毎日、食堂でコツコツとマンツーマンの年賀状教室が始まった。Mちゃんのノートパソコンに年賀状ソフトをインストール、イラストを選び、住所や名前を入力し、デザインバランスをみて、あっという間に、年賀状が完成してしまった。
こうして、Mちゃんは、少し出来る女性になった。今度はどんなことが出来るかな?